紀伊水道に浮かぶ無人島にある海水浴場。浜の長さは約500メートル。初島漁港より渡船を利用して島に渡る。(片道約7分)水質が良く、透明度が高いため小魚と一緒に泳ぐことができる!海水浴場では珍しくBBQやキャンプも楽しめる!!!
ブランド「有田みかん」の産地として、全国的に有名な有田市。「全山に黄金吹くかとも見紛うほどの見事さ」と、有吉佐和子の小説「有田川」にあるように、10月から12月にかけて市内を二分する有田川をはさんだみかん山はオレンジ色一色に染まります。また、5月には一面にみかんの花が咲き、有田市はみかんの花の香に包まれます。
有田川河南の終点に位置する宮崎ノ鼻。紀伊水道が広がり、天気のいい日には遠く四国(徳島県)・淡路島まで望むことができます。白崎まで続く海岸線はすばらしい海岸美を誇り、辺りは西有田県立自然公園に指定されています。また、キキョウラン・ユウスゲの群生地として有名。平成23年3月、矢櫃~船越~女ノ浦の遊歩道が整備されました。
田市の南西部に位置する、海に面した坂のまち「矢櫃(やびつ)地区」。平成29年7月、この地区にある1軒の空き家を改修し、お試し居住ができる『有田市移住交流拠点施設 くらしちゃる矢櫃』が誕生しました。「田舎暮らしに興味がある」「海のそばでの暮らしを体験してみたい」など、少しでも興味をお持ちの方は、ぜひご利用ください。
有田地方でも古くからみかんが栽培され、みかんの栽培に適していると言われている有田市宮原町須谷地区のみかん生産者の方が作る「生産者農園 スガイ農園」でみかん狩りを楽しみませんか。
現在、稲荷神社について残っている資料は、文化7年(1810年)当時の神官、林周防が寺社奉行に報告した「糸鹿社由緒」があります。その中で糸我社の創建は「37代孝徳天皇白雉3年壬子の春、社地を正南森に移し、糸鹿社と申す」とあり、白雉3年とは伏見稲荷神社の和銅年間の創建より約60年も前に遡ります。この故をもって糸我稲荷神社を本朝最初の創建とし、社前鳥居に「本朝最初稲荷神社」の額が上っています。御祭神は倉稲魂神、土御祖神大姫神で、紀伊続風土記には「荘中三箇村の産土神なり、古くは殿社も宏麗に神田も多く云々」とあります。この三箇村は現在の糸我地区と須谷(すがい)地区を示しています。境内には樹齢500年~600年の3本の大楠がそびえており、歴史を物語る一例でもあります。(市指定文化財)